ずりーせんSHOW

金玉が奏でるグルービーなベースライン

僕の夏は『サマータイムマシン・ブルース』を観ることで始まる

 

あぁ~ きみはたびびと~

 

ぼくの~ あこがれ~

 

かげろうのなかにきえて~く~

 

まなつの~ まぼろし

引用 SHEEP「ナツノマボロシ

 

 

失礼、あまりの暑さにアニメ浦安鉄筋家族の古いほうのOPが出てしまいました。

 

 

あ~夏始まったなぁ~と感じるあの瞬間、すごく好きなんですよね。

昼の食卓にぬるーい冷やし中華がでてきたり、ホームセンターに小学生が自由研究で使う工作キットが並んでいたり、ツイッターで「令和ちゃん温度調節下手すぎw」「まだ4歳なんだからしょうがないっショ!」といった抱腹絶倒ユーモラスなやり取りが行われていたり……。

 

人それぞれトリガーは違うだろうけど、どこかノスタルジックを含んだ高揚感に包まれる夏の一瞬があると思う。

 

 

今年もサマータイムマシン・ブルースを観ました。

 

 

 

僕の大好きな映画で、夏になると必ず観てしまいます。
もはや観たその日を夏の始まりとする儀式みたいなものになっています。

 

サマータイムマシン・ブルース

ヨーロッパ企画の劇が2005年に映画化されたである。

ざっくり説明すると、
どこか違和感のある昨日から始まる。SF研究会のメンバーはクーラーのリモコンを壊してしまう。
翌日、暑さにうんざりしているメンバーの前にタイムマシンが現れる。
昨日に戻ってリモコンを取ってこようと考えたメンバーだったが、浮かれて昨日の世界でふざけた行動ばかりする。
SF研の一員が過去を変えると今の世界がなくなってしまうということを知り、慌てて過去の世界でやらかしたことのつじつまが合うようにリカバリーする。
これは1つのリモコンをめぐるタイムトラベルコメディである!!

ってのがあらすじ

 

いやー好きなんすよ
夏のけだるい感じとか、学生の頃のグダグダ感とか。
作中の人物たちの温度がちょうどいいんですよねー。

 

タイムトラベル系の話だから最初の違和感が解けていくのも気持ちいいし、タイムマシンが出てくるのにクーラーのリモコンを中心に昨日と今日を行ったり来たりするだけっていうしょうもなさが面白い。

 

見終わった後にすっきりした余韻に浸れるいい映画なので、見たことない人にはぜひ観ていただきたい。

 

ちなみに、2022年9月30日より『四畳半タイムマシンブルース』が全国で上映される。

yojohan-timemachine.asmik-ace.co.jp

観ねば